トレンチコートでおなじみ、カーキって何の色?

おはようございます

パーソナルカラーリストの竹本です。

この記事の目次

1.カーキの語源とは・・・

2.トレンチコート、実は軍服がルーツ

3.トレンチコートで、カーキを使いこなす

今日はトレンチコートと、

秋色カラーの代表色、カーキのお話。

カーキもここ数年、

根強い人気色ですよね?

 

ベージュ系からグリーン系まで

さまざまな色があり、

 

「どれが本当のカーキなんだ!」

と思ったこと、ありませんか?

 

それは、こういうことなんです。

 「カーキ」の語源とは…

カーキとは、ペルシャ(イラン)
やヒンズー(インド)の言葉で
「チリ・ホコリ」という意味。

19世紀半ば、インドに駐留中の
イギリス軍は、その土地の土で
軍服を染めていました。

その色が、現地の言葉で
「カーキ」と言われて広まったのが
始まりだそうです。

その後、森林地帯での戦闘を想定して
アメリカ軍が、くすんだ濃い緑色を
戦闘服に採用しました。

そのため、英語圏でもこの色の定義が
あいまいになっていきます。

現在、モスグリーンに近い色を
カーキと呼ぶようになったのは、
このためです。

日本では、明治時代に
帝国陸軍がイギリス軍をまねて
中国大陸の黄土の色で軍服を染めたため、

黄土色(おうどいろ)が
カーキとして紹介されました。

このため、日本語でカーキと言う場合
欧米のそれよりもかなり赤みの強い色を
指すようです。

当時の旧制中学(現在の高校にあたる)では、

作業服などに用いられるオレンジがかった茶色を
「カーキ」と称して学生服に採用していた
ところもあったそうです。

トレンチコート、実は軍服がルーツ

 

これからの季節、カーキを

効果的に使いこなすならば、

何といってもトレンチコートです。

 

ちなみに、トレンチとは

兵隊が身を隠すために掘る溝のこと。

 

このトレンチコートも第一次大戦の時代に、

イギリス軍の軍服から生まれたファッションなんですよ。

 

戦後はオシャレなコートとして一般に普及しました。

 

元祖はイギリスの老舗ブランド、

バーバリーやアクアスキュータムと言われています。

トレンチコートで、カーキを使いこなす

肌に黄身が強いタイプの方はベージュに

近いトーン(明るさと鮮やかさ)の色、

 

ほほに赤みが強いピンク系の肌タイプの方は

グレーに近いトーンのベージュ、

またはグリーンがかった色を選びましょう。

 

この秋、シックなカーキを使いこなして

周りの人と差をつけませんか?

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竹本 順子